飯土井町(いいどいまち)は、群馬県前橋市の地名。郵便番号は379-2111。2013年現在の面積は1.57km2

地理

前橋市の南東部、赤城山南麓の末端に位置している。緩やかな傾斜のある平坦地であるが、東縁から南縁に神沢川が流れている。

河川

  • 神沢川

歴史

江戸時代頃からある地名である。はじめは大胡城主牧野氏領、元和2年に前橋藩領、明和5年に幕府領代官前沢藤十郎支配地、天明5年に前橋藩領、天保14年に幕府領岩鼻代官林部善太左衛門支配地、弘化2年に岩槻藩領、同3年から旗本佐々木氏領だった。

年表

  • 1889年4月1日 町村制施行により、飯土井村は荒子村、ニ之宮村、今井村、富田村、荒口村、泉沢村、下大屋村、飯土井村、新井村、西大室村、東大室村と合併し南勢多郡荒砥村が成立する。
  • 1896年4月1日 南勢多郡と東群馬郡が統合し勢多郡となる。
  • 1957年2月20日 木瀬村と合併し城南村が成立する。
  • 1967年5月1日 城南村が前橋市へ編入される。そのため前橋市飯土井町となる。

地名の由来

鎮守の井出上神社祠畔に井があり、村上天皇の時に大干に際し、ここに祠を建立して雨乞いをしたところ、大雨になった。この霊験にちなみ「飯土井」と称したとされている。

世帯数と人口

2017年(平成29年)8月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである。

小・中学校の学区

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。

交通

鉄道

鉄道駅はない。

バス

道路

国道は国道17号上武道路が、県道は群馬県道74号伊勢崎大胡線、群馬県道114号苗ヶ島飯土井線が通っている。

施設

  • 井出上神社
  • 西濃運輸 前橋支店

出典

参考文献

  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 10 群馬県』角川書店、1988年7月8日。ISBN 4-04-001100-7。 

飯豊町 「日本で最も美しい村」連合

飯土井線

群馬県前橋市飯土井町1190-2

飯豊町 「日本で最も美しい村」連合

飯土井神社 田川郡福智町/福岡県 Omairi(おまいり)