化学遺産(かがくいさん)とは、社団法人・日本化学会の化学遺産委員会が日本の化学分野の歴史資料の中でも特に貴重な資料を遺産として認定したものである。これらの資料を次世代に受け継いでいくと共に、化学分野の技術と教育の向上・発展に寄与する事を目的とし、2010年3月に制定された。第1回に6件が認定された。
認定資料
歴代 化学遺産委員会委員長
参照史料
- 日本化学会より第4回化学遺産に認定
- ダイセル(化学遺産)
- 化学研究所所蔵「ビニロン」の資料が化学遺産に認定されました。(2012年3月26日)
- 化学遺産に認定された宇都宮三郎に関する資料 - 早稲田大学(PDF)
- クラレが工業化したビニロンが「化学遺産」に認定される
- 桜井錠二の資料、化学遺産に 石川県立歴博所蔵
- 日本の樹脂射出成形技術の原形となる成形機と金型、化学遺産に登録
- 「アンモニア合成」を化学遺産に 日本化学会
脚注
関連項目
- 化学の分野一覧
- 化学に関する記事の一覧
外部リンク
- 化学遺産とは
- 化学遺産認定 - 日本化学会サイト内
- 古典籍総合データベース - 早稲田大学図書館。認定26号の宇都宮三郎関連の資料と、認定29号の宇田川榕菴関連の資料が閲覧できる。
- 北海道大学総合博物館鉱物標本データベース。認定58号の飯盛里安の標本が閲覧できる。
- 国立国会図書館デジタルコレクション。認定59号の日本化学総覧が閲覧できる。




