牛川町(うしかわちょう)は、愛知県豊橋市の町名。51の小字が設置されている。
地理
豊橋市の北部および東部に位置する。町域は現在、字乗小路の区域と字押川・寺前の区域、その他の区域の3つに分かれる。
河川
- 豊川
- 神田川
- 朝倉川
字一覧
世帯数と人口
2021年(令和3年)4月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである。
学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。
歴史
八名郡牛川村を前身とする。
1957年5月に、字乗小路の石灰岩採石場から約10万年前の更新世のものとされる化石人骨が発見され、発見場所にちなんで「牛川人(牛川原人)」と命名されたことで知られる。ただしその後の調査によって、現在ではナウマンゾウの骨とされている。
沿革
- 1889年(明治22年)10月1日 - 町村制に基づく八名郡牛川村となる。
- 1906年(明治39年)7月1日 - 合併に伴い、下川村大字牛川となる。
- 1932年(昭和7年)9月1日 - 豊橋市へ編入し、大字牛川と大字西下条の一部より同市牛川町となる。
- 1942年(昭和17年)8月15日 - 一部が牛川薬師町となる。
- 1972年(昭和47年)7月11日 - 一部が緑ケ丘1~2丁目となる。
- 1974年(昭和49年)5月2日 - 一部が森岡町となる。
- 1978年(昭和53年)3月16日 - 一部が東小鷹野・西小鷹野・南牛川・牛川通・忠興・東森岡となり、一部を東田町へ編入。
- 1987年(昭和62年)11月26日 - 一部が浪ノ上町となる。
施設
- 豊橋市上下水道局
- 豊橋創造大学
- 豊橋市立牛川小学校
- 豊橋市立青陵中学校
- 豊橋市立東陵中学校
- 豊橋市立牛川東保育園
- 緑ヶ丘ゴルフクラブ
- 牛川浪之上稲荷神社
- 忠興八幡神社
- 正太寺
- 正圓寺
交通
- 愛知県道31号東三河環状線
- 乗小路トンネル
- 愛知県道69号豊橋乗本線
その他
日本郵便
集配担当する郵便局は以下の通りである。
脚注
参考文献
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年。
- 吉川利明『豊橋の町名の変遷』豊橋文化協会、1976年11月20日。
関連項目
- 豊橋市の地名
外部リンク
- ウィキメディア・コモンズには、牛川町に関するカテゴリがあります。



