『Nemuki+』(ネムキプラス)は、朝日新聞出版が発行する日本の少女向け漫画雑誌。『ネムキ』(朝日ソノラマ)の後継誌で、2013年4月13日創刊。隔月刊で、偶数月13日発売。定価は660円。版型はA5サイズ。キャッチコピーは「眠れぬ夜の奇妙なコミック誌」。本誌は書店のほか、朝日新聞の販売所でも購入が可能である。
歴史
1990年10月に『月刊ハロウィン』(朝日ソノラマ)の増刊として、『眠れぬ夜の奇妙な話』(同)が刊行される。その後、1996年4月に誌名を改め『ネムキ』(同)が創刊。2012年12月発売の2013年1月号で終刊となった『ネムキ』における連載作品の一部を引き継いで、2013年4月13日に創刊。誌名は『ネムキ』の最終号の刊行後、本誌の創刊準備号として発売された『HONKOWA』の増刊『眠れぬ夜の奇妙な話』にて発表された。前述の増刊より朝日新聞出版発行になったため、本誌も同社より発行されている。創刊号の表紙は今市子が飾り、三原ミツカズ、波津彬子などが主な作家であった。創刊号では2作の新連載が開始され、特に伊藤潤二の作品は創刊前に公式サイトで動画を公開し、創刊号でインタビューを掲載するなど、注目されていた。2021年8月現在でも、本誌の公式サイトに伊藤の特設ページ「伊藤潤二の呪い部屋」があり、主な作家として扱われている。
単行本は「Nemuki+コミックス」のレーベルより刊行される。
特徴
掲載される作品はファンタジー、ホラー、ミステリーなどのジャンルを扱う。「眠れぬ夜の奇妙なコミック誌」というキャッチコピー通り、読者が眠れない夜に奇妙な物語で楽しんでもらう雑誌である。
創刊時には「奇妙なオモシロさ満載の少女コミック誌」と掲げており、少女を読者対象としている。
歴代編集長
- 松村徳行
- 原真紀子
連載作品
- 連載中の作品については太字で表記。
- 作品名の順番に関しては連載開始順に従い、その次に五十音順に従う。
- シリーズ以外の読み切り作品は除く。
- 最左列の通し番号は便宜的な物であり意味を持たない。
価格の変遷
価格は雑誌の表紙の表示より。
漫画賞
- 朝日ホラーコミック大賞
- 2021年には朝日新聞出版主催の「朝日ホラーコミック大賞」が開催。ホラーを題材とした作品を募集し、本誌は「Nemuki+部門」として参加している。
脚注
外部リンク
- Nemuki+公式 (Twitter)



