義本 博司(よしもと ひろし、1961年〈昭和36年〉12月20日 - )は、日本の文部・文部科学官僚。文部科学事務次官。
来歴
京都府京都市生まれ、城陽市育ち。洛南高等学校を経て、1984年(昭和59年)、京都大学法学部を卒業し、同年4月、文部省へ入省。
入省後、初等中等教育局幼児教育課長、文部科学省大臣官房総務課広報室長、高等教育局大学振興課長、同局高等教育企画課長、文部科学省大臣官房会計課長、同審議官(初等中等教育局担当)、同審議官(高等教育局担当)などを歴任。途中、厚生労働省などに出向し、福岡県教育委員会義務教育課長、在フランス日本国大使館一等書記官、厚生労働省雇用均等・児童家庭局保育課長などを務めた。
2016年(平成28年)12月6日、文部科学省大臣官房総括審議官に就任。
2017年(平成29年)7月11日、高等教育局長に就任。文部科学省汚職事件で、減給の懲戒処分を受ける。
2019年(平成31年)1月23日、大学入試センター理事に就任。
2021年(令和3年)1月1日、総合教育政策局長に就任。同年9月21日、文部科学事務次官に就任。2022年(令和4年)8月26日、飲食接待に係る服務規律違反問題に関し厳重注意。同年9月1日、辞職。
年譜
- 1984年(昭和59年)
- 京都大学法学部卒業
- 4月 - 文部省入省
- 9月 - 文部省高等教育局大学課
- 1991年(平成3年)8月 - 福岡県教育委員会義務教育課長
- 1995年(平成7年)2月 - 在フランス日本大使館一等書記官
- 1998年(平成10年)
- 4月 - 文部省大臣官房総務課審議班主査兼法令審議室長
- 7月 - 中央省庁等改革推進本部事務局企画官
- 2000年(平成12年)7月 - 文部大臣秘書官(事務取扱)
- 2001年(平成13年)1月 - 文部科学省生涯学習政策局生涯学習企画官
- 2002年(平成14年)4月 - 文部科学省大臣官房企画官(行政改革推進室長)
- 2003年(平成15年)1月 - 文部科学省初等中等教育局幼児教育課長
- 2004年(平成16年)7月 - 文部科学省大臣官房総務課広報室長
- 2006年(平成18年)7月 - 厚生労働省雇用均等・児童家庭局保育課長
- 2008年(平成20年)7月 - 文部科学省高等教育局大学振興課長
- 2009年(平成21年)7月 - 文部科学省高等教育局高等教育企画課長
- 2012年(平成24年)8月 - 文部科学省大臣官房会計課長
- 2013年(平成25年)7月 - 文部科学省大臣官房(初等中等教育局担当)
- 2014年(平成26年)7月 - 文部科学省大臣官房(高等教育局担当)
- 2016年(平成28年)12月 - 文部科学省大臣官房総括審議官
- 2017年(平成29年)7月 - 文部科学省高等教育局長
- 2019年(平成31年)1月 - 大学入試センター理事
- 2021年(令和3年)
- 1月 - 文部科学省総合教育政策局長
- 9月 - 文部科学事務次官
- 2022年(令和4年)
- 8月 - 厳重注意
- 9月 - 辞職
脚注
出典




