深江駅(ふかええき)は、長崎県南島原市深江町馬場にあった島原鉄道島原鉄道線の駅(廃駅)である。
歴史
- 1922年(大正11年)4月22日:口之津鉄道の駅として開業。
- 1943年(昭和18年)7月1日:会社合併により、島原鉄道の駅となる。
- 1964年(昭和39年)9月1日:業務委託化。
- 1970年(昭和45年)7月1日:貨物営業廃止。
- 1987年(昭和62年)6月:新駅舎竣工。
- 2008年(平成20年)4月1日:島原外港 - 加津佐間の廃線により、廃駅となる。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。のりばは南側が1番のりば、北側が2番のりばとなっており、それぞれ加津佐方面、諫早方面の列車が発着していた。
南側のホームの諫早方に接して駅舎が建てられており、線路を横断して二つのホームを結ぶ通路が駅舎の前からのびている。駅舎内部にはトイレと待合所および駅事務室がある。また北側のホームには小さな待合所が設置されている。
業務委託駅。自動券売機の設置はなく、駅舎内の出札窓口で乗車券を手売りしていた。
利用状況
営業最終年度である2007年度の年間乗車人員は65,689人、降車人員は68,753人であった。
駅周辺
港が近い。駅の南側は市街地になっており、南島原市立深江小学校馬場分校、深江郵便局、JA島原雲仙深江支店などがある。南島原市深江総合支所(旧・深江町役場)は駅の東の国道251号沿いに位置している。
なお、駅の諫早方には217号踏切、加津佐方には218号踏切が設けられている。
隣の駅
- 島原鉄道
- 島原鉄道線
- 瀬野深江駅 - 深江駅 - 布津新田駅
脚注
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 深江駅 (兵庫県)
外部リンク
- 国土地理院地図閲覧サービス - 深江駅周辺の1/25000地形図(図名:雲仙)




