第12回都市対抗野球大会(だい12かいとしたいこうやきゅうたいかい)は、1938年8月1日から8月11日まで後楽園球場で開かれた都市対抗野球大会である。
概要
- 今大会から、前年9月に開場した後楽園球場に舞台を移すこととなった。以後東京ドームに移る第59回大会まで後楽園が都市対抗の舞台となる。
- 大会を前に、11年連続で本大会に出場していた東京倶楽部が、「戦時においては職業人の本分たる業務に専念すべし」として自主的に解散。また全大阪も予選で田村駒に敗れ、第1回大会から連続出場していたチームが消えた。
- 16チームによるトーナメントを制したのは、東京倶楽部に代わって東京市代表となった藤倉電線。クラブチームの出場が減り、3年連続で企業チームが優勝し、後楽園に舞台を移して都市対抗は本格的に企業チームによる大会へと突入することとなる。
出場チーム
大会
1回戦
2回戦
準決勝
決勝
- 決勝戦(8月11日)
勝:土井 敗:東
(藤倉電線は初優勝)
表彰選手
- 橋戸賞 土井寿蔵投手(藤倉電線)



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