トレバー・ダグラス・ミラー(Trever Douglas Miller, 1973年5月29日 - )はアメリカ合衆国・ケンタッキー州ルイビル出身の元プロ野球選手(投手)。左投右打。
経歴
1991年のMLBドラフトでデトロイト・タイガースから1巡目追補(全体41位)で指名され、プロ入り。1996年9月4日にメジャーデビュー。シーズン終了後の12月10日にタイガースがミラーを含め5選手、ヒューストン・アストロズ側が4選手のトレードで移籍。1997年はメジャーで登板することなくシーズンを終え、1998年は37試合、1999年は47試合メジャーで登板。2000年3月29日にヨーキス・ペレスとのトレードで、フィラデルフィア・フィリーズへ移籍。
2000年5月19日にウェーバーでロサンゼルス・ドジャースへ移籍。ドジャースでは2試合の登板で防御率は23.14。シーズン終了後の2001年1月22日にボストン・レッドソックスと契約。同年、傘下のAAA級ポータケット・レッドソックスで先発とリリーフ両方で起用された。2002年はシンシナティ・レッズ傘下のAAA級ルイビル・バッツで65試合(1試合に先発)に登板。メジャーに昇格することなく、9月4日にレッズを解雇された。
2003年はトロント・ブルージェイズでリーグ最多の79試合に登板し、左投手としての球団新記録となった。シーズン終了後の2004年1月6日にタンパベイ・デビルレイズと契約。2004年は60試合、2005年は61試合に登板。2006年1月9日にアストロズと契約。
2007年は76試合に登板し、0勝0敗。スコット・アルドレッド(1998年、48試合)の勝敗がつかずにシーズンを終えた登板数のメジャーシーズンを更新。2008年はタンパベイ・レイズで68試合に登板。8月3日のタイガース戦で勝ち投手となったため、121試合連続で勝敗付かずのメジャーリーグ記録が途切れた。
シーズン終了後、セントルイス・カージナルスと2年総額400万ドルで合意していたが、身体検査で肩に異常が見つかり、12月3日に50万ドル、出来高を含めて200万ドルの1年契約で合意した。
2009年、70試合に登板し、自己最高の防御率2.06、WHIP0.96を記録。9月1日に契約を見直し、2009年と2010年の年俸が200万ドル、2011年は200万ドルの球団オプションの契約に合意した。
2010年は8年連続55試合以上登板を達成。
2011年7月27日にカージナルス、シカゴ・ホワイトソックス、ブルージェイズ間での三角トレードでブルージェイズに移籍したが、8月21日に解雇される。8月30日にレッドソックスとマイナー契約を結び、9月13日にメジャーに昇格。
2012年1月30日にシカゴ・カブスとマイナー契約を結んだが、3月26日に自由契約となった。
詳細情報
年度別投手成績
- 2011年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
背番号
- 37 (1996年)
- 46 (1998年 - 2000年)
- 51 (2003年 - 2005年)
- 47 (2006年 - 2007年)
- 57 (2008年)
- 43 (2009年 - 2011年途中)
- 56 (2011年途中 - 同年終了)
脚注
関連項目
- メジャーリーグベースボールの選手一覧 M
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)




